2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
スマートロッカー運用実績のご報告
会期通算 延べ約9万人が利用 ― 1日最大約1,000件の利用に対応
2025年4月13日から10月13日までの184日間にわたり開催された「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」は、158の国と地域・7つの国際機関が参加し、累計来場者数は約2,902万人を記録しました。国内外から多くの来場者が訪れるなか、会場周辺での荷物預かりニーズが大きく高まりました。
株式会社SPACER(以下「SPACER」)は、本万博において唯一のスマートロッカー共有事業者として選定され、会期を通じた安定的なロッカー運用を行いました。


実施概要
| イベント名 | 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) |
|---|---|
| テーマ | いのち輝く未来社会のデザイン |
| 会期 | 2025年4月13日(日)〜 10月13日(月・祝)【184日間】 |
| 累計来場者数 | 約2,902万人(一般来場者 約2,558万人) |
| 参加国・地域 | 158の国と地域、7つの国際機関(国内開催万博として過去最多) |
| 設置場所 | 会場外拠点 2か所(西ゲート付近・東ゲート付近) |
| 総設置台数 | 125台(扉数:750扉) |
| 運用内容 | スマートロッカーの提供・案内、利用サポート、トラブル対応 |
運用実績
会期全体を通じて、延べ約9万人(件)のお客さまにスマートロッカーをご利用いただきました。
期間平均では1日あたり約500件、来場者が集中したピーク日には1日あたり約1,000件のご利用に対応しています。
| 会期通算利用件数 | 1日平均利用件数 | 1日最大利用件数 |
|---|---|---|
| 約 90,000 件 | 約 500 件/日 | 約 1,000 件/日 |
※ 1日平均の来場者数は約15.8万人(一般来場者 約13.9万人)。
来場者数が20万人を超えた日も複数あり、荷物預かり需要はイベント後半にかけて顕著に増加しました.
運用上の課題と成果
184日間にわたる長期開催のイベントでは、天候や曜日、連休の有無などによる来場者の変動が大きく、需要に応じた柔軟な運用設計が求められます。SPACERは以下の取り組みにより、安定した荷物預かり体験を提供しました。
- 利用動向のリアルタイム分析に基づく案内オペレーションの最適化
- 会場内外の回遊導線を考慮したロッカー配置と誘導
- トラブル発生時の即時対応による利用者負荷の低減
これらの取り組みの結果、以下の成果を実現しました。
| ピーク時の混雑抑制 | 来場者が集中する週末・連休時にも、ロッカー前の待ち時間を最小限に抑制 |
|---|---|
| スムーズな移動の維持 | 手荷物から解放されることで、来場者の会場回遊性を向上 |
| 安定稼働の継続 | 184日間を通じてシステムダウンなく運用 |
活用したソリューション
今回の万博運用では、SPACERが提供する以下のソリューションを活用しました。
- クラウド型遠隔管理システム
全ロッカーの稼働状況をリアルタイムで把握し、遠隔からの制御・監視を実現 - マルチ言語対応UI
日本語・英語をはじめとする多言語インターフェースにより、海外からの来場者にもスムーズな利用体験を提供 - スマートフォン連携による予約・決済
事前予約やキャッシュレス決済に対応し、現地での手続きを簡略化
今後の展開
今回の万博における運用を通じて、長期開催かつ来場者変動の大きいイベント環境においても、安定したスマートロッカーオペレーションが実現可能であることを実証しました。
SPACERは今回の万博で培った知見を活かし、大規模イベントはもとより、商業施設、鉄道駅、観光拠点など多様なシーンでのスマートロッカー導入を推進してまいります。
さらに、ロッカーを起点とした「預ける・受け取る・届ける」の一連の仕組みを開発し、人とモノがよりスムーズにつながるサービスモデルの実現を目指します。
株式会社SPACERについて
SPACERは、スマートロッカーのシェアリングプラットフォームを提供するテクノロジー企業です。
IoT技術とクラウド管理を組み合わせた独自のソリューションにより、イベント会場・商業施設・交通拠点など幅広いシーンで「手ぶら体験」を実現します。
