株式会社小田急SCディベロップメント 本厚木ミロード

一つの扉で荷物一時預けと商品受取りサービスを併用し、実店舗以外の売上創出に貢献

インタビュー協力:本厚木営業室 マネージャー 内山様

■導入企業
株式会社小田急SCディベロップメント

■利用用途
BOPISサービス(商品受取り)
※現在は荷物一時預けのみ

■効果
利用者:営業時間外の商品受取り
商業施設:販売経路の拡大/荷物一時預けとの併用
※導入当初の効果

スクロールできます
タイプ扉数外寸サイズ(mm)
標準仕様ロッカー6扉幅500×奥行600×高さ1800

小田急沿線の商業施設を複数運営する株式会社小田急SCディベロップメント様。本厚木ミロードに設置していただいているSPACERロッカーについて、導入された背景から将来的な活用イメージまでお話を伺いました。【商品の受取サービス】と【荷物の一時預かり】を併用されていた際のお話もお伺いしていますので、検討中の企業様の参考になれば幸いです。

ロッカーの導入を検討した背景について教えてください。

導入検討時は新型コロナウィルスの影響により、実店舗での売り上げが厳しくなっていました。
そこで、本厚木ミロードに出店いただいているテナント様の販売経路拡大を目的に検討を始めました。

感染拡大時の接客に関しては、【時短】や【非接触】が注目されており、当館も19時閉店の時短営業をせざるを得ない状況でした。しかし本厚木は郊外であるため、都内で仕事を終えて本厚木へ帰る頃には20時・21時頃となる方がほとんどです。そのため、館外で受取ることができ、収益を生み出せる仕組みとしてロッカーの導入を決めました。

導入の際は何社か検討されたのか、またその中でSPACERを選んでいただいた理由があれば教えてください。

複数社当たっていましたが、最終的には4.5社候補に上がっていたかと思います。

決め手はやはり、狙いとしていた【商品の受取サービス】と【荷物の一時預かり】を一つの扉で併用できる点です。また、運営しているECサイト(Shopify)との連携に関する知見があり、バックアップも手厚かった点も決め手となりました。

駅商業施設を複数運営されていますが、設置場所を本厚木ミロードに選んだ理由があれば教えてください。

最初は試験的に、複数ある施設の中から絞って導入しようと考えました。

本厚木ミロードへ設置を決めたのは立地が関係しています。
ロッカーは人流の多い場所に設置することが多いかと思います。しかし、商業施設と駅ではそれぞれ管轄しているエリアが異なるため、改札を出てすぐのコンコースなどは容易に置くことができない場合がほとんどです。
その点本厚木は、コンコース直結の管理エリアがあり設置場所に決まりました。

西武鉄道様では現在(2023年3月時点)BOPISサービスの実証実験を行なっていますが、荷物の一時預け以外の利用方法など、将来的にお考えでしたらお伺いしたいです。

西武鉄道様のサービスには非常に注目しています。
本厚木ミロードは地下に食品街があり、売上の多くを占めるほど食に強いという特徴があります。
惣菜やお弁当、お菓子などを営業時間外に受取ることができれば、帰りが遅い働く層にご利用いただけるのではないかと考えております。

また、本厚木エリアは路面店も地域の方から支持されています。
将来的には本厚木ミロードのテナントに限らず、地元のお店の商品をミロードのECサイトで購入し、駅にほど近いロッカーで受取れるサービスができればと考えています。

車がないと行きづらい立地にある路面店の商品を駅で受取ることができれば、利用者だけでなく路面店の知名度アップにも繋がり、両者にメリットがあると考えています。こうして地域が一体となり、本厚木を盛り上げられたら良いなと思っています。

企業情報
社名株式会社小田急SCディベロップメント
事業内容商業施設運営、商業施設開発
設立2020年4月
URLhttps://www.odakyu-scd.co.jp/

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